塚本幼稚園・森友学園、政治家の過去の講演 (2)

 校地が国有地取引問題の舞台となった、大阪府豊中市に開設が計画されている私立小学校「瑞穂の國記念小學院」のサイトでは、平沼赳夫衆議院議員が開校を応援するメッセージを寄せている。
瑞穂の國記念小學院:平沼赳夫衆議院議員メッセージ

小学校の教育、これは本当に大切です。幼児教育で大変な実績を挙げられた塚本幼稚園の籠池先生が、此度小学校を建設されることになり、日本にとってこれ程の朗報はありません。

(瑞穂の國記念小學院サイトより)

 平沼氏は運輸大臣(村山改造内閣、1995年8月8日-1996年1月11日)を務めたことがある。運輸省は省庁改編により、後身は現在の国土交通省となっている。

 平沼氏は2013年9月21日、「瑞穂の國記念小學院」の母体となる学校法人森友学園が経営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)で講演をおこなっている。

 さらに平沼氏は、塚本幼稚園での講演から約1ヶ月後の2013年10月22日、衆議院予算委員会で塚本幼稚園の名前を挙げて、以下のような質問をおこなっている。

大阪に塚本幼稚園という幼稚園がありまして、私は行ってまいりました。幼稚園児ですから、さっきの小学校二年生よりももっとちっちゃな子たちが、そろって君が代を歌う。これは当然だと思いますけれども、あの長い教育勅語を全部言うんですね。麻生副総理も教育勅語が全部言えるということはよく知っていますが、これを黄色い声で全部やる。さらに驚いたのは、その幼稚園児が五カ条の御誓文まで全部言うんですね。私は、広く会議を興し、万機公論に決すべしというのはわかっていますけれども、そのほかのことはよくわからないですね。それも全部頭に入れているんです。
 ですから、幼児教育というのは本当に大切だと私は思っているわけでありまして、ゆとり教育なんかをやっている、そういう問題も含めて、この幼児教育に関して総理大臣の所見をお伺いしたい、このように思います。

幼稚園の教育方針に肯定的な質問だと読める。

 安倍晋三首相は平沼氏の質問に対して、「幼児教育と、あと初等段階の教育は極めて大切」として、「新たな教育のアプローチについて、しっかりと我々も、現場の先生たちとともに、どうあるべきか、そして、新たな、これはさまざまなアプローチがあるわけでありますから、研さんを進めていくことが大切ではないか、このように思うところでございます」と答弁し、教育勅語による教育方針への賛否は明確には触れなかった。

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