「神奈川こころの自由裁判」請求棄却

 入学式・卒業式での「日の丸」起立・「君が代」斉唱を命じた神奈川県教育委員会の通知(2004年11月)について、神奈川県立学校の教職員が起立斉唱の義務がないことの確認などを求めた訴訟・「神奈川こころの自由裁判」で、横浜地裁は7月16日、請求を棄却する判決を出しました。

 原告側は控訴するということです。
 判決によると起立斉唱の通知は「思想・良心の自由を侵害するとはいえない」として合憲と判断し、また通知に基づいて校長が出す起立斉唱の職務命令についても「従う義務がある」としました。
 しかしこの判決はおかしいのではないかと考えられます。起立斉唱を強要すること自体が内心の自由を不当に制約する行為だといえます。通知や職務命令についてもそもそも、内心の自由と照らし合わせれば違憲・違法である疑いが高いといわざるを得ないでしょう。