強制わいせつ容疑で逮捕された教師:セクハラで停職の前歴あり:宮崎

 通りかかった女子高校生に下半身を触らせたなどとして強制わいせつ容疑で逮捕された宮崎県立高校教師について、かつて勤務していた学校で生徒にセクハラ行為を繰り返したとして停職処分を受けた前歴があることがわかりました。

 宮崎県立日向工業高校保健体育科教諭・甲斐正直(39)は2007年、当時勤務していた宮崎市内の宮崎県立高校で、顧問を務めていた部活動で女子部員に対して胸のサイズを聞くなどのセクハラ行為を繰り返したことが発覚したとして、2007年10月に停職2ヶ月の懲戒処分を受けています。
 甲斐は停職処分が切れた後の2008年4月、日向工業高校に異動しています。甲斐は2009年6月下旬、宮崎市内の路上で、たまたま自転車で通りかかった女子高校生に対して、その高校生の自転車の前に飛び出してわざと転倒する「当たり屋」まがいの行為をおこないました。甲斐は女子高校生に対して「足が痛い」などと嘘を伝え、「マッサージをしろ」などと強要して高校生に下半身を触らせるなどしたとして、強制わいせつ容疑で逮捕されています。本人はマッサージをさせた事実を認めていますが、わいせつの意図については否定しています。
 今回の逮捕容疑については全くの問題外です。さらに過去にセクハラで停職処分を受けたという前歴まで明らかになったことについては、性犯罪は繰り返される傾向があるということを改めて示しています。
 2007年当時のセクハラ行為での停職についても、氏名や勤務校名などの公表はありませんでした。処分を受けたからといって本人は反省していないし、こういった性癖は容易に変えられるものではないということを示しています。
 また、セクハラや「体罰」など生徒に危害を加えた教師については、原則として実名と勤務校名を公表しなければ何の意味もないということも示しています。