原発避難いじめ:埼玉県でも「小学生時代に体験した」2例確認

 埼玉県教育委員会は2月15日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で被災地から避難して埼玉県内(さいたま市立を除く)の公立小中高校に在籍している児童生徒610人のうち、中学生2人が「小学生時代に、避難者を理由にいじめを受けた経験がある」と答えていたことを明らかにした。

 2人はいずれも中学校2年の男子生徒で、それぞれ別の中学校に通っているという。

 うち一人は、転入先の埼玉県の小学校で、小学校3年の頃(2011年)に「放射能がつくから近づくな」「こっちに来るな」などと複数の同級生から暴言を受けた。

 もう一人の生徒は、一度栃木県に避難してから埼玉県に転入したが、栃木県の小学校で「福島から来たことで嫌なことを言われた」と話した。また「今でも出身を知られるといじめを受けるのではと心配だ」とも話している。

 2人の生徒とも、現時点ではいじめを受けていないという。

 震災・原発事故の避難者を理由としたいじめが、震災・原発事故発生直後から起きていたことがうかがわれることになる。

(参考)
◎埼玉でも「原発いじめ」 中学生2人、転校時に体験(東京新聞 2017/2/16)
◎「放射能付くから近づくな」 震災関連いじめ、埼玉でも2人確認(産経新聞 2017/2/15)

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