下市町就学訴訟、町が即時抗告:奈良

 奈良県下市町の車いす生徒の中学校入学問題で、生徒の入学を認める仮の義務づけを奈良地裁がおこなったことを不服として、下市町は7月1日付で大阪高裁に即時抗告しました。

 一方で仮の義務づけの効力は高裁の判断が出るまで有効になるため、町は7月2日付で就学通知書を生徒側に手渡し、7月3日から町立下市中学校に登校できるようになるということです。
 下市町教育委員会は「決定には納得できない部分もある」として抗告したということです。
 一方で、生徒の家族は抗告に「残念」という見解を示しています。また荒井正吾・奈良県知事は奈良地裁決定を支持する見解を表明し、可能な支援をおこなうことを検討しているということです。
 町教委としての考えもあるのかもしれませんが、問題の性質上早期決着こそが望ましいといえます。法的な面での争いは、もう終わりにしてもよかったのではないかと感じます。