神戸市立小学校いじめ事件:加害者の親に損害賠償命じる

 神戸市立小学校5年生だった2005年~06年当時、同級生から暴行や現金計約37万円の恐喝などのいじめを受けたとして、被害にあった男子児童(現在中学校3年)と保護者が加害者3人の保護者に損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は6月26日、いじめの事実を認めて約50万円の損害賠償を命じました。


 裁判では、暴行は一方的・悪質な行為で、また恐喝も長期にわたっていると判断しました。
 判決は、いじめを認定したという意味では当然のものだといえます。だがしかし、裁判にかかる費用を考慮すれば、費やした費用のほうが多いことは容易に推測できます。また嫌なことをずっと思い出さなければならなかったにもかかわらず、それでも裁判に訴えざるを得なかったということです。判決は当然だとはいえども、被害者自身も二次的に傷つかなければ救済されないということも悲しいことです。