仙台市泉区中2いじめ自殺、教職員がLINE履歴削除指示か

 仙台市泉区の仙台市立中学校2年の男子生徒が2016年2月に自殺し、背景にいじめがあったことが指摘されている問題で、自殺直後に教員が同級生宅を訪れ、生徒が自殺直前まで書き込んでいた「LINE」のやり取りを削除するよう指示していたことが、12月28日までにわかった。

 この生徒は2016年2月3日に自宅で自殺したが、クラス内で暴行を受けたり、所属していた部活動でも「死ね」「整形しろ」などの悪口を受けていたという。

 『河北新報』2016年12月29日『<仙台中2自殺>学校、LINE履歴削除指示』の記事によると、この生徒が自殺直前に「無視された」「最近精神崩壊している」と書き込んでいたという。自殺事件発生直後、複数の教員が手分けして同級生宅を訪問し、LINE履歴の画像をデジタルカメラで撮影後、「広まったら困る」としてその場で削除を命じたとされる。

 遺族はこれらの事実を指摘した上で、学校側の対応について「証拠隠滅」と批判している。一方で仙台市教育委員会は、教員らが削除を命じていたことについては「現時点では把握していない。事実確認する」とした。

 この指摘が事実とすれば、言語道断の証拠隠滅にほかならない。いじめの証拠を隠し、少しでも軽く描こうとしていたのではないかと疑われてもやむを得ない。

仙台市中2生徒自殺:生徒へのいじめあった?
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