青森市中2いじめ自殺、審議会がいじめの存在認定

 青森市立浪岡中学校2年の女子生徒が2016年8月、いじめを苦にするメモを残して自殺した問題で、青森市教育委員会が設けた審議会は12月23日、生徒へのいじめがあったことを認定した。自殺との因果関係については「追って精査する」としている。

 この日の審議会では、生徒のスマートフォンに残っていた「LINE」のやり取りの分析を中心に検証され、生徒を中傷する書き込みが多数確認されたことが報告された。これまでの同じ学校の生徒らへの調査内容とあわせ、「相当に乱暴な言葉により、不快にさせる行動が長期間、断続的に存在した」と指摘した。

 なお、LINEでの中傷書き込みについては、警察が侮辱容疑や名誉毀損容疑として捜査し、書き込んだ生徒数名を児童相談所に通告する措置をとっている。

青森市中2いじめ自殺、加害生徒を児童相談所通告
 青森市立浪岡中学校2年の女子生徒が2016年8月にいじめを苦にして自殺した事件で、青森県警少年課と青森南署が12月20日までに、インターネ...

 いじめを認定したのは当然ではあるとはいえども、一歩前進だといえる。自殺との因果関係についても、状況からは極めて濃厚であり、適切に判断されることが望まれる。

(参考)
◎青森の中2女子生徒自殺 審議会がいじめを認定(NHKニュース 2016/12/24)
◎青森・中2自殺 市の審議会「いじめがあったと認定」(毎日新聞 2016/12/24)