いじめで心身症発症:滋賀県の小学校

 滋賀県高島市立小学校6年の女子児童が同級生3人からいじめを受けて体調を崩し、心身症と診断されて入院していたことが、10月1日までにわかった。

 報道や学校の記者会見によると、この児童は2016年9月1日・2日にトイレ掃除の際、同級生の女子児童から足元に水をかけられるなどされた。このほかにも同じ児童から、給食で使うスプーンを入れた小袋を投げつけられたこと、身体測定の際に悪口を言われたことや、この児童を含む児童3人から授業中ににらまれたなどの被害も訴えているという。

 児童は9月27日より欠席し、9月29日には心身症と診断されて入院した。いずれにも関与したとされる女子児童は悪口を言ったことは認めたものの、「水は誤ってかかった」「小袋はこの児童の机に置こうとしただけ」と話しているという。また「にらんだ」とされることについても、この児童を含む3人とも認めていないという。

 報道された範囲だけみれば、一見するとよくあるような軽いトラブルかのようにも見える。しかし第三者にとっては些細に見えても本人にとっては精神的ショックが大きい事例などざらにあるし、報道されていない部分でも深刻な問題が積み重なっていたのかもしれない。何よりも、被害児童が体調を崩すほどに追い込まれていることは、いじめにほかならないのでないか。

 児童の早期回復を願うとともに、いじめ事案の全容についても詳細に調査し、きちんとした対応をとっていく必要があるのではないか。

(参考)
◎いじめ受け小6女児入院=心身症で、同学年女児から―滋賀(時事通信 2016/10/1)

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