全国学力テスト、早くも成績開示めぐる攻防:大阪府

 4月21日におこなわれた全国学力テストの結果について、大阪府豊中市は大阪府教委に対し、市町村別結果のデータを橋下徹大阪府知事に提供しないよう要望する方針を明らかにしています。一方で橋下知事は「データを僕が取り寄せることに市町村教委がストップをかけるのは、行政の仕組みからしてありえない」などと批判しているということです。

 豊中市は2008年度実施の全国学力テストで市の教科別平均正答率を非公表としたのに、府教委からデータを受けた橋下知事が公表したことから、市の意向に反して開示されてしまうという危機感が要望の背景にあるということです。
 そもそも全国学力テストで、平均点や順位にばかり目が向くような開示に意味はあるのでしょうか。また根本的問題として、全国学力テスト自体に競争と序列化の意図があるため、このような結果になるのは必然的だといえます。事態打開には、根本的には現行方式での全国学力テストの中止しかありません。

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