揺さぶられ症候群発症、父親を書類送検:大阪

 大阪府警は4月20日、生後3ヶ月の長男を激しく揺さぶり硬膜下血腫などの重傷を負わせたとして、父親(40)=大阪府河内長野市=を重過失傷害容疑で同日までに大阪地検堺支部に書類送検したと発表しました。

 警察の捜査によると、2008年11月29日、子どもがぐずったのであやそうとして強く揺さぶったということです。被害にあった児童は一時意識不明になり、現在も入院しているということです。意識は回復したものの、脳に障害が残る恐れもあると診断されているということです。
 児童の異変に気付いた父親が、外出中の母親(書類送検された男性の妻)に連絡し、連絡を聞いて帰宅した母親がすぐに病院に搬送したということです。
 日常的な虐待はなかったと判断され、重過失傷害容疑での書類送検となりました。
 しかし日本小児科学会が発行するパンフレット「赤ちゃんを揺さぶらないで~乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)を予防しましょう~(pdf)」によると、以下のような記述があります。

 乳幼児揺さぶられ症候群というのは、周りから見て「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、乳幼児が揺さぶられた時に起こる重症な頭部損傷です。

 普通にあやすだけでは発症のリスクは限りなく低いということです。乳幼児揺さぶられ症候群(揺さぶられっ子症候群・揺さぶり症候群とも)を発症するほど強い力で揺さぶるという行為は、一種の暴力・児童虐待だと言えるようです。

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