「体罰」繰り返した教諭を減給処分:大阪市立中学校

 大阪市教育委員会は9月9日、部活動指導中に生徒3人に平手打ちするなどしたとして、東住吉区の市立中学校に勤務する男性教諭(33)を8月25日付で減給3ヶ月の懲戒処分にしていたことを公表した。

 この教諭は少なくとも2014年9月から計3回にわたり、顧問を務めている運動部の生徒計3人に対し、「部活動を無断で休んだ」「遅刻した」などとして、平手打ちする「体罰」を繰り返した。

 またこの教諭は2016年1月にも、担当のクラスの生徒への平手打ちで口頭注意を受けていた。

 教諭は大阪市教委の調査に対して「自分の指導方針で、やむをえない行為だという認識だったが、まわりに迷惑をかけて申し訳ないことをした」などと話したという。しかしこれは、ピントのずれた釈明ではないかと感じる。

 「自分の指導方針」自体が、教育的にも効果がなく有害なだけで、法的にも違法行為になるものだということを、どれだけ理解しているのか疑問に感じた。行為が間違っているという認識には至らず、「まわりに迷惑をかける」から申し訳ないといっているようにも受け取れる。そういう枠内での「反省」だと、もっと巧妙にやればいいという方向に暴走する危険性もある。

(参考)
◎中学校教諭 体罰で減給3か月(NHKニュース 2016/9/9)
◎平手打ちの体罰で減給 1年強で3回「反抗的だった」 大阪市立中(産経新聞 2016/9/9)