私立高校柔道部でのいじめで提訴:福島県

 福島県内の私立高校の柔道部で継続的ないじめを受けうつ状態やPTSDを発症したとして、元部員の3年の男子生徒が同級生3人に対し、損害賠償を求める訴えを8月16日付で福島地裁に提訴していたことがわかった。

 『朝日新聞』によると、生徒は2014年度に柔道部の特待生として入学した。しかし入学直後から、柔道部の同級生らからメガネを壊される・暴行を受けるなどいじめを受けるようになった。また同級生らはこの生徒を「LINE」で中傷し、「死ね」「ころすよ」などのメッセージを繰り返し送りつけたり、指定アプリのダウンロードを強要するなどした。

 生徒は2015年12月に柔道部を退部した。保護者が学校側に訴えていじめの事実が明らかになり、学校側は2016年1月に加害生徒を自宅謹慎処分にした。

 弁護側は、いじめが校内だけではなく学校外でネットを通じておこなわれていたことも指摘し、「原告は気が休まる時間もなくその精神的苦痛は甚大」と指摘している。

 深刻ないじめが起きていたことがうかがわれる。損害賠償そのものが目的ではないとはいえども、事実関係がしっかりと認定されることが被害回復にもつながる。事実を明らかにし、再発防止策を取らなければならない。

(参考)
◎「いじめでPTSD」高3男子、同級生3人を提訴(朝日新聞 2016/9/4)

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