青森市立中学校中2自殺:いじめ訴える遺書、遺族が公開

 青森市立浪岡中学校2年の女子生徒が8月25日に列車にはねられて死亡した事件に関連して、死亡した生徒がスマートフォンに遺書とみられる内容の書き置きを残し、その中でいじめがあったことをうかがわせるような内容もあったことがわかった。生徒の家族が8月29日、内容の一部を公開した。

 「もう耐えられません。いじめてきたやつら、自分でわかると思います。二度としないでください」「学校生活も散々だし、それでストレスたまって起立性(※原文ママ、起立性調節障害のことか)なったのに、仮病とかいう人が沢山いて、説明しても、あまり信じてくれなかった」「■■(※黒塗り、生徒本人の氏名とみられる)の噂流したりそれを信じたりいじめてきたやつら、自分でわかると思います。もう、二度といじめたりしないでください」などの内容が記され、学校で虐めにあったことを示唆していた。また家族宛の内容では「特別虐待があったわけでもない」など、家庭の問題ではないことにも触れている。

 また、いじめに関与したとみられる複数の生徒の実名も記されていたという。

 生徒が1年だった2015年6月には、同級生から「LINE」で悪口を言われるなどし、家族が学校に相談していた。

 家族は「いじめが二度と起きてほしくない」として、遺書の内容の公表に踏み切った。

 これは明らかに、いじめを苦にしての自殺ではないかと考えられる。いじめの内容を詳細に検証したうえで、適切な対応が取られなければならない。

(参考)
◎「いじめ、しないで」…遺族が中2生徒の遺書公開 複数生徒の実名も(産経新聞 2016/8/29)
◎<青森中2自殺?>スマホに「いじめ」記述(河北新報 2016/8/30)
◎青森・中2自殺 いじめ訴える遺書の全文(毎日新聞 2016/8/30)
◎同級生からLINEで悪口、青森 中2女子自殺(共同通信 2016/8/30)