部活動中に熱中症で死亡:奈良県の中学校

 奈良県生駒市立大瀬中学校で8月16日午前、ハンドボール部の部活動中に1年の男子生徒が熱中症で倒れ、翌17日未明に死亡した。

 学校側の発表や報道によると、ハンドボール部の練習は午前8時半頃から始まり、約35分間にわたってランニングをさせていた。ランニング終了直後、生徒はふらついてぐったりし、顧問の呼びかけにも応えられないなどの異変を見せたことから、顧問が午前9時20分に119番通報した。生徒は救急搬送されたが、夜になって症状が悪化し、8月17日午前2時過ぎに死亡した。

 最寄りの観測地点の奈良市では、同日午前9時時点での気象状況は、気温29.0度、湿度69%と、熱中症の危険がある状況だった。

 顧問は「ハンドボールの試合は25分だから、それに対応する体力をつける」としてランニングをさせていた。また15分に1度水分補給するよう指導していたという。

 事故の全容については、現時点では報道されている範囲でしかわからない。一方で、連日高温・多湿の状態が続いている状況で、激しい運動をさせたことが適切だったのか、詳細な検証を要する事項になってくると思われる。