大阪で数々の教育破壊を起こしてきた大阪維新(おおさか維新)

 おおさか維新の会の大阪選挙区候補者選挙公報、「教育無償化」と主張しているが、実態はいい加減なもの。

 当然の帰結だとはいえども、思いっきりツッコミが入っています。

 上記のツイッターは、共産党大阪府議団事務局長のもの。大阪府政での維新の「実績」が記されています。画像をテキスト化してみました。

  • 少人数学級なし:独自でやっていないのは全国で3府県だけ
  • 府立高校3校廃校:咲洲、吹田、西淀川。さらに4校廃校にします。
  • 1年期限の講師を急増:担任ももち仕事内容は正規教師と同じ。維新府政前の1.6倍。
  • 小学校警備員廃止:カメラを警備員代わりにしている学校も
  • 私立幼稚園補助2割減:維新府政前との比較
  • 青少年会館廃止:土地は長谷工に売りました
  • 国際児童文学館閉館:東大阪市の府立中央図書館の一角に移転
  • 府大入学金は首都大の2倍:地元生28万2千円。運営交付金も教員数も減。
  • こども医療費窓口負担値上げへ:現在計画中。

 ツイッターでは言及されていませんが、このほかにも、以下のようなこともありました。

  • 府立高校の学校図書館専任司書を廃止
  • 公立高校の学区撤廃
  • 3年連続定員割れの府立高校は機械的に廃校を検討
  • 卒業式での君が代「口元チェック」
  • 日の丸・君が代強制を図る勢力から国旗国歌法の記述が問題視されている、実教出版の日本史教科書を府立高校で採用しないように、大阪維新の会大阪府議団が教育長に申し入れ。
  • 高校入試に使用する調査書での評定(俗に内申点といわれるもの)が絶対評価に変わったことに伴い、学校間での評定のズレを補正するとして、統一テストを導入してテストの学校平均点をもとに学校側が各生徒の評定をつける範囲を指定する仕組みを導入

 上記はいずれも、大阪府政での維新の数々の狼藉です。

 大阪市政も含めれば、維新の教育・保育・子育て分野での「実績」はさらにとんでもないことになります。大阪市政関係で何をしてきたか。

  • 市立小中学校での学校選択制の導入。住民からは反対や疑問の声が相次ぎ、賛成はほとんどなかったにもかかわらず押し切る。
  • 全国学力テストの学校別平均点の公開を各学校に求める。学校選択制とも組み合わさって学校間・地域間競争激化の危険性。
  • 小中学校の大幅な統廃合を構想。学校選択制導入・全国学力テスト平均点公表とも大きく関連。
  • 学校統廃合に伴って、エリート型の小中一貫校の設置を構想。維新市政以前の小中一貫校構想は(小中一貫校制度そのものに対して教育学的には論議があるとはいえども)、小中連携の取り組みの延長として計画されていたものだったが、その構想を変質させる。
  • 桜宮高校事件を口実にした数々の教育介入
  • 市立中学校給食をめぐる数々の混乱。導入自体は前市政時代に選択制として予算がつけられたものだが、問題点が浮上して利用率が低迷しても問題点を改善せずに精神論的に全員給食を導入し「おかずが冷やされた状態で提供されておいしくない」などの中学生からの不満を拡大させた。不満に対して「食育」「家庭のせい」などととれる居直りもおこなう。
  • 2011年教科書採択の際、極右的な育鵬社・自由社教科書が「最もふさわしい」として、維新大阪市議団が教科書採択に関する申し入れをおこなう。4年後の2015年採択では、維新市政のもとで任命された教育委員によって強引な手法で育鵬社が採択され、採択の過程で不正疑惑が発覚。
  • 市立幼稚園全園の廃止や民間移管を構想
  • 市立保育所の保育料を私立並みの水準に引き上げ
  • 国基準より余裕を持って設定されていた、保育所園児1人あたりの保育面積基準を、国基準以下に引き下げる条例を制定。
  • 人的にも施設的にも簡易な基準で認定する「保育ママ」制度の導入。
  • 大阪市長・大阪府知事が合同で、国基準より大きく下げた保育基準での保育を可能にする「保育特区」を国に求める。
  • 近隣では唯一の産科・小児科があり周産期医療の拠点になっている、大阪市立住吉市民病院の廃止を図る。

 大阪維新(おおさか維新)が大阪でしてきた数々の暮らし破壊行為、教育や子育ての分野だけに限ってもあまりにも多すぎて、書き出すだけでもうんざりします。

 このような集団を、全国に進出させてはいけません。

おおさか維新:選挙公報でのごまかし
 7月10日投開票の参議院選挙で選挙公報が発行されている。おおさか維新の会の選挙公報がひどい。  維新の本拠地・大阪選挙区では、4人区...