給付型奨学金:信濃毎日新聞が社説

 信濃毎日新聞2016年6月28日付が、社説『参院選に問う 給付型奨学金 実現の道筋示す議論を』を掲載している。

 7月10日投開票の参院選では、給付型奨学金制度の導入も争点の一つとなっている。

 現行の奨学金制度は貸与制が主流となり、卒業後に返済の負担が重くのしかかっている。就職難や非正規雇用などの増加での将来不安なども相まって、進学自体を諦めなければならないという話も聞く。

 学ぶ能力と意欲を持った人が、経済的理由でその機会を閉ざされるのは、社会的に大きな損失だといえる。卒業後の雇用問題の改善と合あせて、奨学金制度自体も給付制へと大きく転換する必要がある。

 主要政党各党がそれぞれ給付型奨学金制度の導入を掲げている。給付型奨学金導入という共通目標は、政治的立場にかかわりなく超党派でおこなうべき課題である。一方で細かくみれば、給付型奨学金導入という大きなくくりでは共通でも、具体的な中身については各党ごとにそれぞれ特徴がある。より良い形で実現できるよう、選挙での意思表示をおこない、その後の国会動向にも注意をはらいたい。

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