いじめ苦に自殺未遂、相次いで明るみに

 2月17日、中学生の飛び降り自殺未遂事件が2件相次いで報じられました。いずれもいじめが原因とみられています。


 北海道千歳市立中学校1年生の女子生徒が2008年6月に自宅マンションから飛び降りて意識不明の重体が続いている問題と、福島県いわき市立中学校2年生の女子生徒が2009年1月15日に校舎2階から飛び降りで両足骨折などの重傷を負った問題です。
 いずれの問題でも背景にいじめがあることが指摘されています。北海道の事件ではいじめをほのめかすような遺書が残されていました。福島県の事件ではかねてからいじめの事実を学校側に相談していたということです。
 しかしいずれのケースでも、学校側はいじめを認めていません。
 いじめ自殺がうかがわれるケースでは、学校側はほぼ例外なくいじめを認めようとはしません。しかし、いじめ自殺の話が何の根拠もなしに突然出るはずもありません。いじめ自殺の可能性が指摘されるケースでは例外なく、いじめを強くうかがわせるような根拠が残されています。
 客観的な立場でしっかりと調査し、事実関係を徹底的に解明していくことしかありません。また同時に、自殺を図った生徒の回復を祈ります。