学校外での集会講演予定者の教員に対し講演内容を事前チェック:宮城県

 宮城県大崎市で開かれた集会で講演を予定していた県立高校教員に対し、宮城県教育委員会が当該教員に対して事前に、講演内容を聞き取ってチェックしていたことがわかった。

 集会は「若者の声を聴き、未来を語り合う集い」と題して、大崎市内で5月22日に開かれた。宣伝用のチラシには、講演者として教員の名前が書かれていた。当該教員は生徒の自治活動についての話をした。

 しかしチラシに「アベ政治ノー」などの文言が書かれていたとして、外部から情報提供を受けた宮城県教委が5月20日に当該教員に聴き取りをおこない、公演予定の内容をチェックしたという。

 県教委の担当者は「教育公務員である以上、政治的中立が求められる」などとした。

 政治的中立は、政治的な話題に触れてはいけないということではない。職務上の関係を使って特定の政治信条を押し付けるのはいけないというだけで、学校外での一個人・一市民としての表現活動などは最大限認められるべきではないか。

(参考)
◎県教委 政治テーマ集会 大崎で講演の県立高教員に事前聞き取り /宮城(毎日新聞 2016/6/7)