「いじめ不適切対応で転校」として提訴:愛媛

 愛媛県内子町の小学校に通っていた男子児童が数年間続くいじめで体調を崩し転校を余儀なくされ、また学校側の対応も不適切だったとして、転校前の小学校の校長と教頭にそれぞれ50万円の損害賠償を求め大洲簡裁に提訴していたことがわかった。

 児童は2013年以降、同じ登校班に所属する児童らから暴力や暴言などのいじめを受けていたという。首と胴体がバラバラにされた人形と家庭ごみが入れられた封書を送りつけられたこともあった。

 児童の保護者は学校側に対応を求めて訴えたものの、校長は教育委員会に対してずさんな報告書を提出したり、「(加害児童側に)これ以上は言えない」と発言するなどした。いじめについても一度は公表を約束しながらも「事実確認できない」「子どもが必ずしも正しいことを言っているわけじゃない」など前言を翻すなどした。

 学校側の対応で児童側はショックを受け、被害児童は心因反応を発症し、転校を余儀なくされたという。

 一方で校長は「いじめとしてとらえ、できることは精いっぱいやってきた」と反論しているという。

 報道の範囲以上の詳細はわからないものの、一般的に言えば、児童側の言い分が事実だと仮定した場合、この対応はとんでもないことだというべきものであろう。事実関係が詳細に明らかにされることが望まれる。

(参考)
◎内子の小学校でいじめ問題 「対応ずさん」と提訴(愛媛新聞 2016/5/11)

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