給食でアレルギー児童に誤って牛乳飲ませる事故:大阪府立支援学校

 大阪府教育庁は4月28日、大阪府立茨木支援学校(茨木市)で、乳製品アレルギーをもつ小学部の男子児童が、給食で配膳された牛乳を誤って飲んでアナフィラキシーショック症状を発症した事故があったと発表した。

 事故は4月25日の給食時間中に起きた。この学校では給食配膳の際にアレルギーを持つ児童の配膳トレーにはカードで目印をつけて注意を喚起しているが、この児童への給食の配膳の際、配膳を担当する女性教諭がカードを見落として児童の配膳トレーに牛乳を置いた。

 この児童は手足が不自由なことから、担任の男性教諭が児童の給食の介助をおこなった。担任教諭もカードを見落として児童に牛乳を飲ませたところ、児童はすぐに発疹などの異変を発症した。児童は病院に搬送され、呼吸困難などの症状も出て一時入院したものの、その後快方に向かっているという。

 担任教諭は2016年4月に着任したばかりで、給食介助も2回めだった。

 二重のチェック体制をとっていても、それぞれ見落とされ、チェック体制が機能していなかったことになる。今回事故にかかわった形になった教諭個人の資質や個人的ミスに矮小化するのではなく、事故防止の体制として何が必要かをきちんと分析し、再発防止策をとることが求められる。

(参考)
◎給食でアレルギー、児童搬送=確認怠り牛乳―大阪府(時事通信 2016/4/28)
◎アレルギーの児童に誤って牛乳 発疹などで一時入院(朝日新聞 2016/4/29)

スポンサードリンク