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『英語』小学生から必修 教える側の反応は(東京新聞)

 『東京新聞』のウェブサイト(2006年4月4日付)に、「『英語』小学生から必修 教える側の反応は」という記事が掲載されています。
 記事では、小学校での英語必修化方針を打ち出した中教審部会提言に対する反応と、識者の意見を取材しています。

 小学校教員の声として「ハローぐらいしか言えないのに、子どもたちの前で英語を話すなんてできない。導入前に辞められるよう早く定年が来てほしい」「英語学習のスタート地点で、英語が苦手な教師に教えられ迷惑するのは子どもたちです。英語嫌いな子を大量生産したら、どうするのか。やるなら、きちんと英語インストラクター導入を」などという意見が出ています。これらの小学校教員の声は、当然のものといえるでしょう。
 また、「必修化」の方針を打ち出したものの、「誰が(担当者の養成)」「どのように(教材のレベルや内容・教授法)」教えるかという課題もあります。現状では、それらの内容について十分に論議されたとはいえません。
 小学校での英語教育については、「小学校教員の英語力」「担当者の養成」「教授法の詳細」「他教科の授業時数の確保」「英語以前に、論理的思考力など総合的な学力を児童に付けさせること」など、検討課題がたくさんあります。
 現時点での小学校での英語の拙速な導入は、厳しい言い方をすれば「思いつき」「机上の空論」に近いものがあるという気がします。仮に導入するにしても、少なくとも十数年単位の議論と、系統的な担当者養成が必要になってくるでしょう。