2学期制を3学期制に戻す:大阪・四條畷市

 大阪府四條畷市では、市立小中学校で導入していた2学期制を、2009年度より3学期制に戻すことを決めました。

 四條畷市では2005年度より2学期制を導入し、2008年度時点では市内の全中学校4校と小学校1校の計5校で導入しています。
 しかし教職員や保護者からは苦情が殺到したうえ、教育委員会事務局からも「導入を急ぎすぎた」という意見が出て、12月11日の教育委員会会議で3学期制に戻すことを決定しました。
 2学期制に関する苦情としては、「1学期の期末試験や通知票がなくなったので不安に思う児童生徒が増えた」「試験までの期間が長く逆に子供が勉強しなくなった」「他の学校と学期制が異なるので試験期間中にクラブの公式試合が行われることもある」(いずれも産経新聞2008/12/19より)といいます。
 全国的にみても2学期制を導入した自治体・学校で3学期制に戻す例もみられるようになりましたが、大阪府下の自治体で3学期制に戻すのは初めてだということです。
 2学期制にしても3学期制にしても現場の実状にあった運用をおこなっていくことが大切だとはいえますが、現状では2学期制での導入は地域によっては「導入すること自体が目的」となっていて拙速にすぎるというケースがあるのかもしれません。