※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

公立高校定員増検討:大阪府知事

 橋下徹・大阪府知事は12月17日、2010年度より府内の公立高校の定員を増やす方針を表明しました。

 家庭の経済事情が厳しい生徒に対して、授業料の安い公立高校へ進学しやすくするねらいがあります。一方で財政改革のために私学助成を削減していることや、私学側にとっては従来の受け入れ枠(公立7:私立3)が減少することから、私学側からの反発も予想されます。
 公立高校の定員を増やすことだけをみれば、特に反対するような理由はありません。ただそれにいたるまでの過程としていろいろと妙なものがあるため、ていねいな対策が必要でしょう。
 まずこの10年間、大阪府では府立高校20校以上の統廃合をすすめてきました。中には強い統廃合反対運動があったにもかかわらず廃止が強行されたところもあります。これらの高校統廃合は橋下知事自身の施策ではなく前任者の横山ノック・太田房江両知事の施策だとはいえども、前任者の政策を修正・撤回するものとなるのかが問われます。
 また私学助成を減らした上で相対的な募集割合まで減る形になる私学側にとってみれば、経営難も予想され、反発もありえるでしょう。その辺の調整をどのようにおこなっていくかが問われます。