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神奈川県立神田高校不適切入試問題:読売新聞でも続報

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 神奈川県立神田高校で、選考基準にない「服装の乱れ」などを理由にして受験生を不合格にして校長が更迭された不適切入試運営問題で、「読売新聞」が2008年12月4日付で続報を報道しています。

 読売新聞に寄せられた意見の9割が、学校を擁護する意見だったということです。また別の報道でも明らかにされているように、神奈川県教委に寄せられた意見の約9割が学校側を支持する意見だったということです。
 「読売新聞」の記事は「学校を支持する意見が多く寄せられた」という内容を淡々と紹介しているだけで、記事としてはこの問題に対する主張や判断をおこなっていません。その点に関しては、「服装で選抜するのは当然」と決めつけて一方的に教育委員会を非難した「産経新聞」2008年11月3日付『【主張】身なりチェック 規律ただす指導は当然だ』よりははるかにましだといえます。
 以前にも同じことを書いているので繰り返しになりますが、問題の本質は「事前に公表された基準にはないものを勝手に付け加え、恣意的に入試運営をおこなった」ということだけです。服装や態度で選抜することの是非は、まずはこういう恣意的な入試運営を排除してから検討すべきことです。
 その本質を忘れ、「入試のルールを破ってでも、服装や態度で選考するのは当然」とする者が9割もいるというのは、寄せられた意見が世論のすべてではないということを考えても危険なことではないかと言えます。
(参考)
「服装で不合格」神奈川・神田高の判断、支持の声相次ぐ(『読売新聞』2008/12/4)