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生徒への暴行繰り返した中学校教諭を「教育実践功績表彰」:京都市

 京都市立桂川中学校(西京区)で、野球部前顧問の男性教諭(38)が部員に「体罰」を繰り返しながら、京都市教育委員会から2007年度に教育実践功績表彰を受けていたことが分かりました。

 『京都新聞』2008年10月18日付によると、「同教諭は2003年度に桂川中学校に赴任し、野球部顧問となった。2004年度・2005年度に部員への『体罰』事件を起こして京都市教育委員会から口頭注意処分を受けた。しかし校長は2007年度、この教諭を生活指導分野で教育実践功績表彰対象者に推薦し、京都市教委は教諭を表彰した。その後2008年4月にも部活動指導中に部員2人をを殴り、顧問を辞任した。さらに、後継の顧問となった男性教諭(27)も部員への暴行を繰り返し加えたことが発覚した」というものです。
 前顧問と現顧問がそれぞれ日常的な暴行を繰り返していたというのは、全く許し難い行為であり、教師として最低の行為です。しかも前顧問について、教育実践功績表彰の対象者として推薦した学校側、表彰を実施した京都市教育委員会は、違法行為・犯罪行為でしかない「体罰」を優れた指導と公言していることに等しいことです。
 そういえば京都市では、以前にも似たような事件がありました。京都市立洛陽工業高校のバレーボール部顧問教諭(当時)が日常的に生徒への暴行・「体罰」を繰り返し、数度にわたって処分を受けながら、京都市教育委員会は2005年度に該当教諭を、指導力の卓越した教員を認定する制度「スーパーティーチャー」として認証していたという事件もありました。
 似たような事件が同じ地域で再び発生したことは、暴力・「体罰」を肯定する風潮がそれだけ強いことの表れだといわざるを得ません。いい加減、暴力・「体罰」を「指導」とすり替える風潮はやめるべきです。