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北巣本保育園行政代執行問題:橋下知事が園側を中傷

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 大阪府門真市の北巣本保育園の畑が10月16日に行政代執行を受けた問題で、橋下徹大阪府知事は10月17日、「園の所有者は園児たちの涙を利用して阻止しようとした。一番卑劣な行為だ」などと保育園側を中傷する発言をおこなったということです。

 しかし、そもそも保育園側が園児を反対運動に動員した事実はない、むしろ園児に対しては行政代執行の事実すら伏せる配慮をしてきたということです。居合わせた園児は、登園時にたまたま通りかかって目撃したというのが真相です。
 反対運動に園児を動員したかのようにゆがめた、すなわち自分にとって都合のよいようにゆがめた虚偽の前提を元に、自分にとって都合のよい筋書を勝手に作って「一番卑劣な行為だ」などと口を極めてののしることこそが、下劣で悪質な行為です。こういった発言は、保育園側への中傷という意味だけでなく、園児への中傷だとも受け取れます。
 橋下知事の選挙時のキャッチフレーズは「子どもが笑う大阪」でした。しかしこの人の実際の行動は、自分の都合ならば平気で子どもを攻撃するような人物だということを自ら明らかにしたものだと言えるでしょう。
 またこの問題は裁判で係争中で、月末には裁判の結果が出る予定でもあり、そもそもこのタイミングで行政代執行をする必然性はありませんでした。第二京阪道路についてはほかにも未買収の土地があることから、ほかの地主に対する「見せしめ」の意図すら疑います。
 また園側への行政代執行の連絡も10日前で、月末に予定されていた芋掘りの予定も変えようがありませんでした。「芋掘りの予定を変えればよかったのにしなかったのは保育園側の怠慢」という主張、さらにそこから妄想を飛躍的にふくらませて「わざと芋掘りを遅らせたことで保育園側が園児を政治の道具に使った」などとする不愉快な中傷も一部にみられますが、芋の生育状況を考えれば10日前の通知ではどうしようもないことぐらい、すぐに分かることです。
 今回の経過は橋下知事の主張や保育園を中傷する一部の心ない連中の主張とは逆に、大阪府が園児を見せしめにすることを通じて、すなわち大阪府が園児を政治の道具に使って道路建設を強行しているという印象を受けます。