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全国学力テスト、成績公表方法を再検討、文科省

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 全国学力テストについて文部科学省は10月16日までに、来年度以降の成績公表方法を再検討する方針を決めました。

 文科省の実施方針では望ましくないとしていた市町村別成績開示について、秋田県や大阪府で公表されたことを受けての措置です。
 再検討自体は当然ですが、「どのような方向で」再検討するのか、という点こそが重要です。現状の問題点に目を向けることなく、小手先だけの対策でお茶を濁してはいけません。
 そもそも全国学力テストは、地域間・学校間競争をあおる目的で導入されたものです。しかし世論もあって、文部科学省でさえ都道府県別成績までの公表にとどめる方針を決めざるをえなくなりました。しかし、それでも平均点を過剰視して、平均点や順位を学力のすべてとすり替えて上下・優劣を競うような、馬鹿げた俗物的な傾向が生まれています。
 根本的には、全国学力テストのあり方自体を抜本的に改善しなければいけません。少なくとも、平均点を学力のすべてとすり替えるような間違った傾向を生んで不要な騒ぎを起こすような、現在のやり方での学力テスト自体を中止すべきです。
 また、教育行政のあり方を検討する資料・全体的な傾向を見る資料という意味でのテストなら、一般論という意味ではありえるでしょう。しかしそれならば抽出調査で充分であり、悉皆調査をおこなう必要もありませんし、地域別の平均点など出す必要もありません。