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大学入試調査書改ざんが発覚:静岡県立高校

 静岡県教育委員会は6月24日、「浜松市内の県立高校で2006年、校長と教諭4人が大学入試の調査書を改ざんして生徒の成績を水増ししていた」と発表しました。

 静岡県教委は同日付で、関与した教諭4人を減給処分にしました。一方で校長はすでに定年退職しているために懲戒処分にできず、有印公文書偽造の疑いで刑事告発することを検討しているということです。
 推薦入試を受験する生徒2人に対し、生徒の担任教諭と進路指導担当教諭が、生徒の成績を実際より高めに改ざんした調査書を作成したということです。教諭らは校長の主導だったとしているということですが、校長は否定しているということです。
 以前に兵庫県立高校でも類似の事件が発覚しましたが、高校教育としての成績評価および大学入試制度の根幹を揺るがす問題でもあり、全くの論外です。
 また校長の指示があった可能性が高いとみられていることについては、「大学合格者数がそのまま学校の評価と直結する」という短絡的な空気が蔓延していた可能性についてもあわせて検討されなければなりません。刑事告発するかどうかは静岡県教委の最終判断にゆだねられるべき性質ですが、少なくとも教育委員会としての自浄能力が発揮されなければならない案件でもあります。