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「教育センター付属高校」設置の構想:大阪府

 『asahi.com』2008年6月16日配信記事によると、大阪府教育委員会は、大阪府教育センター(大阪市住吉区)に付属高校を設置する方針を固めたということです。

 教育センターでは授業実践や生徒指導など学校教育に関する研究がおこなわれていますが、付属高校で研究実践の結果を実地検証するとしています。付属高校は既存の普通科高校を改編して設置し、学区制を適用せずに府内全域から生徒を募集するシステムにする構想です。
 報道内容からは、国立大学教育学部附属学校と類似の目的を持った、教育の実地的研究をおこなう学校を想定しているとも受け取れます。
 一方でこの構想は「橋下徹知事の教育改革の一環」(『asahi.com』より)ともされています。橋下知事は、進学校と認知されている一部高校の学区を撤廃し、「難関大学と評されるような大学への進学者を多く輩出する」ことに特化した府立高校を作る構想を持っていることも報じられています。
 大阪府教委は「進学校づくりではない」とする見解を示しています。しかし今後の動向次第では、府教委見解とされる内容とは異なる方向での学校構想の具体化がおこなわれる可能性もあります。今後どのようにこの構想が具体化されるのかということを注視していく必要があります。
(参考)
大阪府教委、教育センター付属高校を11年度にも設置へ(『asahi.com』2008/6/16)