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遠足参加生徒にICタグ携行させる:山梨・甲府一高

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 山梨県立甲府第一高校で実施されている行事「強行遠足」で、参加する男子生徒全員に対して学校側はICタグを携行させる方向だということです。

 同校の行事は一般的にイメージされるような遠足とは異なり、長距離を歩くというものです。かつてはまる1日かけて約100キロを歩いていたということですが、2002年に参加生徒が交通事故に巻き込まれたことをきっかけにして、距離を短縮し昼間の実施に切り替えました。
 しかし卒業生などからの要望を受け、今年10月に予定されている強行遠足からは、男子生徒については距離を75キロに延長して夜間の実施に切り替えることにしました。学校側は安全確保や、教職員がかつてより減少していることで誘導に支障が出ることなどを理由にICタグを携行させ、中間地点13ヶ所に設置されたチェックポイント通過時に自動的にデータが送信されるシステムを導入するということです。
 学校現場での不審者がらみの事件などが相次いで発生し、学校安全に関する危機意識や研究が進んでいる昨今といえども、さすがに高校生に対してICタグはやりすぎではないかという違和感を感じます。学校側の主張も分からなくもないですが、生徒への行き過ぎた管理にもつながる恐れもあり、無条件で賛成できるようなものではありません。ICタグを導入するくらいなら、無理に距離を伸ばす必要もないのではないかと感じます。
(参考)
強行遠足:生徒にICタグ 「過保護」指摘も 甲府一高(『毎日新聞』2008/6/1)