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部活動強豪校、部員が不正転入していた:名古屋市立中学校

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 名古屋市立守山北中学校(守山区)で、複数の男子バレーボール部員が住民票だけを校区内在住の部活動関係者のところに移して、校区外から不正に越境転入していたことが分かりました。同部は2007年の全国大会で優勝しているということです。

 越境転入には、部活動の顧問教諭の働きかけがあったということです。部員ら計7人が不正な転入をおこなったことが判明し、名古屋市教育委員会が是正勧告をおこなっているということですが、現在も4人が通学を続けている(うち1人は一旦居住地域の学校に転入したものの、転入先になじめずに再び戻ってきた)といいます。

 名古屋市では一定の条件があれば越境就学を認めているということですが、部活動での越境就学は認めていないということです。

 もちろん名古屋市だけでなく、多くの自治体では、校区外の学校への越境通学が認められる場合は「卒業直前の校区外への転居」「校区に指定された学校よりも校区外の学校の方が近い地域について、自宅から近い学校での就学を認める」「いじめや教師の暴力等の被害に遭い、その学校への通学を続けることで生徒が危険にさらされる場合」など、例外的な事情がある場合に限られています。

 部活動を理由にした通学先変更については、ほとんどの自治体では認められません。「部活動が強い」という理由で通学先変更を無制限に認めてしまえば、義務教育としての学校運営に大きなゆがみと悪影響が出ます。

 また、有力生徒を他校から不正にスカウトするような形になった学校側の責任も重大だといえます。勝利至上主義の悪影響、地元出身の部員との軋轢すら生まれかねない部活動運営、中学校教育全体のことを全く考えずに部活動成績だけを優先させること、どれをとっても公立中学校としてはあってはならないことです。