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横浜市立奈良中学校柔道部暴行事件:加害教師などを提訴へ

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 横浜市立奈良中学校(横浜市青葉区)の柔道部で2004年12月、顧問教諭・田中秀昌(当時26歳、現在29歳)から「指導」と称して繰り返し投げつけられるなどの暴行を受けたことが原因で頭を強打して一時意識不明となり、現在でも高次脳機能障害などの重大な後遺症が残っているとして、被害生徒(現在高校3年生)と保護者が田中や横浜市などに損害賠償を求める訴訟を準備していることがわかりました。12月14日に正式に提訴する予定と報じられています。

 なお、刑事事件としては田中は2007年7月に傷害罪で書類送検されていますが、現時点では刑事処分の結論は出ていないということです。
 この間の経過を見ると、田中の行為はあからさまな暴行であり、きわめて悪質だと言えます。決して「部活動中の偶発的な事故」ではありません。「しつけ・指導」と称して執拗に投げ飛ばしたことなどから、意図的に暴行を加えて重傷を負わせたものだといえます。このような人物は教師失格であるのは当然の前提でしょうが、教師以前に人間としてもきわめて許すことができないもので、社会的に厳しく処罰されなければなりません。
 一方で、学校や横浜市教育委員会は一貫して田中を擁護しています。医師が「けがの原因は柔道の投げ技の可能性が高い」と診断したことを勝手に「柔道の投げ技が原因とは断定できない」とすり替えた上、さらに論理を飛躍させて「通学途中かどこかで頭をぶつけたのだろう」などと心ない暴言を吐いて強引に責任逃れを図ろうとしていることが明らかになっています。これでは、被害生徒に二次被害を与えるようなものです。
 また「体罰」事件や「教師の対生徒暴力事件」ではよくありがちな話ですが、学校側と一部の心ない保護者・地域住民が被害者攻撃をおこなっているという話も伝わっています。こういうどうしようもない連中が、犯罪者と紙一重の暴力教師をのさばらせて学校教育をだめにしていくことにいい加減気付くべきでしょう。
 何の落ち度もないのに問題教師の暴力行為で人生を狂わされた上後遺症に苦しんでいること、しかも学校・横浜市教委・一部保護者・一部地域住民からの嫌がらせによる二次被害にまで苦しめられていること――被害生徒と保護者・生徒の関係者の苦労は、察するにあまりあります。訴訟も好きでおこなうような性質のものではなく、追いつめられた結果やむなく起こすことになったものだと言えます。
 早期に訴訟が終結し、また生徒側が全面勝訴することが、社会正義に沿った対応だといえます。また田中への刑事処分も、早期に厳しい処分が下されるべきです。