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髪の毛をむりやり黒く染める人権侵害:兵庫・川西市立中学校

 兵庫県川西市立中学校で、男子生徒の髪を3人の教諭が押さえつけてむりやり黒く染め直していたことがわかりました。

 事件は2007年10月11日に発生しました。担任教諭が男子生徒を保健室に連れ込み、担任含む3人の教諭が「自分で染め直せ」と生徒に迫りました。しかし生徒が拒否したため、教諭が生徒の体をむりやり押さえつけ、その間に別の教諭がスプレーをかけたということです。
 生徒や保護者は後日、市の第三者機関「子どもの人権オンブズパーソン」に人権救済申立をおこないました。同機関が調査したところ、学校側は「髪の毛を染め直した事実」については認めたものの、「生徒の同意を得ていた」「体を押さえつけてはいない」など一部異なる説明をしているということです。
 学校側の行為は全くの問題外であり、明らかな人権侵害行為だと言えます。「生徒の髪をむりやり染める」という同種の事件は昔から多発し、発覚のたびに大きな社会問題となっています。しかしそれにもかかわらず、また発生したのかと思うと、いったい学校現場の人権感覚のなさというのはどうなっているのかと思わざるを得ません。