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「教科書改善の会」が要望書:高校日本史教科書検定問題

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 高校日本史教科書の「集団自決」検定問題で、「教科書改善の会」が検定意見堅持と教科書訂正を認めないよう求める要望書を、11月30日に渡海紀三朗文部科学相あてに提出したということです。

 「教科書改善の会」なる団体は、「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛で分裂した団体です。この会は扶桑社の子会社「育鵬社」と組んで教科書を発行することを目指しています。
 教科書検定意見の立場は、学問的にも完全に否定されています。また検定意見が出された背景には特定の政治勢力の意向があったことも明らかになっています。
 あえて史実や事実経過を無視し、教科書検定意見の堅持や訂正を認めないよう求めているというのは、特定の政治的主張を一方的に押しつける目的があるのは明らかです。このような要望は、史実や学問的到達点という面からも、また教育の自主性という立場からも、決して応じるべきではないものでしょう。