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誰にでも見える教科書を バリアフリー法制定運動始まる(『asahi.com』)

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 『asahi.com』2007年11月25日配信記事に『誰にでも見える教科書を バリアフリー法制定運動始まる』というものが掲載されています。

 記事によると、視覚障害児向けに文字を拡大するなどした「拡大教科書」を必要なすべての児童・生徒に行き渡らせるために、盲学校関係者や弱視児童・生徒の保護者が「教科書バリアフリー法」制定の運動を始めたということです。

 現状では、盲学校小中学部用の主要教科の教科書が出版されている程度で、多くの場合はボランティアが自主的に製作しているということです。ボランティア団体も人手の都合などから、作成依頼にすべて応じられるわけではないということです。

 文部科学省も各教科書会社に対して、拡大教科書の自社製作やボランティア団体への教科書デジタルデータ提供などを要請しています。しかし資金や人手の問題から現状では困難な状況が続いています。

 そのため、すべての弱視児童・生徒に必要な教科書が行き渡っていないという状況になっています。

 盲学校の児童・生徒に対する教科書の状況については、個人的にはこの記事を読み、また記事を受けて関連の内容を調べるまでよく知りませんでした。しかし事情を知ると、現状はとても看過できるような状況ではないといえます。

 拡大教科書を必要としているすべての児童・生徒に教科書を行き渡らせることは、教育の機会均等の理念からみても、またバリアフリーの理念からみてもきわめて重要です。何らかの形で、必要とするすべての児童・生徒に教科書を行き渡らせる体制作りも必要となってくるといえます。