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福島・須賀川一中柔道部リンチ事件:被害者が修学旅行に参加

 福島県須賀川市の須賀川市立第一中学校の柔道部で2003年7月、当時1年生だった女子生徒が練習中に柔道部部長の男子生徒(当時2年生)からリンチを受け、頭部を強打して意識不明になる事件が発生しました。
 被害にあった女子生徒は寝たきりの状況が続き、現在は養護学校に在学しています。学校や航空会社・旅行会社などの協力で大阪への修学旅行に参加することができたということです。

女子生徒が修学旅行に出発/須賀川一中柔道部事故〔『福島民友新聞』2007/11/15〕
 須賀川市の須賀川一中で2003(平成15)年10月、柔道部の練習中に頭を強打し意識不明となっている女子生徒(17)が14日、現在在学する県立郡山養護学校の修学旅行で同級生とともに福島空港から大阪に出発した。
 2泊3日の日程で、女子生徒にとって修学旅行、飛行機の搭乗とも初めての体験。両親の願いをかなえようと、学校や空港、航空会社が協力して問題を乗り越え、実現に結び付けた。(後略

 まず、被害にあった生徒が少しでも回復することを願います。また養護学校関係者や航空会社などが全面的にパックアップをおこなったことには、敬意を表します。
 同時に、事件当時の中学校の態度は、改めて強く批判されなければなりません。加害者生徒が日常的に他の生徒へのいじめをおこない、「練習」と称してリンチまがいの行為を日常的に繰り返していたことが明らかになっています。また事件後学校側が「女子生徒は頭に持病があった」などと嘘を吹聴したり、事故報告書で被害生徒の保護者の発言を捏造したりして事実の隠蔽を図ろうとしたことなどなども明らかになっています。これらの加害者と中学校関係者の卑劣な態度は、徹底的に追及されなければなりません。