※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

学生に「生活指導」強める大学増えている

 『読売新聞』(web版)2007年11月9日付に、「あいさつ、出欠確認、ゴミの分別…大学の生活指導どこまで」という記事が掲載されています。

 記事では、生活状況などについて学生に指導する大学が出始めていると紹介しています。「教員が校舎の入り口付近に立って、登校する学生に声かけをおこなう大学」「学生の出欠状況を管理し、欠席が多い学生に電話して出席を促す大学」「専門スタッフが学校内を巡回し、講義中にイヤホンで音楽を聴く・携帯電話をいじるなどしている学生を見つければスタッフが注意する大学」…。
 記事で取り上げられていない大学でも、「学校外も含めた禁煙誓約書を提出させる」「茶髪・ピアス禁止」「登校時はスーツ・名札着用」…などというものも、過去に報じられたことがあります。
 これはいったい何なんだろうか、下手をすれば高校以上に管理的なのではないかと、背筋が寒くなります。
 「あらゆる外圧から独立して、学問的真理に基づいて自由な学問研究をおこなう条件を保障する」という見地で、大学の理念や実際の運営は発展してきました。しかし学生の管理は学問の場にはなじまないのではないか、こんな「大学」は名前だけで実際には大学教育の自殺行為ではないかと強い違和感を感じます。
 また同時に高校までの教育が、このような指導をしなければならない(と大学当局が認識する)ような学生を生み出しているとも考えられ、高校までの教育も根本的に見直していかなければならないともいえます。