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熊本大学医学部漕艇部一気飲み死亡訴訟:教授への賠償命令確定

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 熊本大学医学部漕艇部で1999年6月、当時1年生だった学生が新入生歓迎会の席上、上級生らに一気飲みを強要されて急性アルコール中毒で死亡した事件がありました。この事件について学生の両親が、上級生や同席していた漕艇部部長の教授(現・医学部長)らに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷は11月8日、教授らの上告を退け、教授や上級生ら計8人に約1300万円の損害賠償を命じる二審福岡高裁判決が確定しました。

 この事件の経過は「特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)」サイト内「熊本大学医学部漕艇部で急性アルコール中毒死事件!」および「熊本大学医学部漕艇部の新入生イッキ飲ませ死亡事件<高裁逆転勝訴までの経緯>」に詳しく掲載されています。
 学生が酔いつぶれることを予測しながらも早飲み競争や一気飲み競争をさせたことや、その後の適切な対応をおこなったことが認定され、教授や上級生の主張は退けられています。最高裁の判断は妥当だといえます。
 この事件のほかにも、大学の新入生歓迎会などで一気飲みなど危険な飲酒による死亡事故や重大な事態を招いた事故は、あとを絶ちません。このような事故を決して再発させないためにも、この訴訟の教訓を広げていくことが求められます。