生徒自身が計画する修学旅行:北海道の中学校

 北海道の中学校で、生徒が計画する修学旅行がおこなわれているということです。

生徒が計画、旅行社選定も 北海道でユニーク修学旅行〔『共同通信』2006/2/27〕
 北海道芽室町と周辺の町の中学校で、生徒が計画、複数の旅行会社に具体的プランを出してもらい、プラン選定も生徒や教員の投票で決めるというユニークな方法で、修学旅行が行われている。
 最初から最後まで生徒がかかわる修学旅行に子どもの満足度は高く、旅行社にも「選定が公平」と好評。この取り組みは三重県で27日まで開催の日教組教育研究全国集会で、報告された。
 最初に始めたのは芽室町立芽室西中学校。2004年9月に生徒による修学旅行準備委員会を設立し、旅行会社4社に「予算は5万5000円」「仙台を中心に」「フェリーの宿泊はトイレ付きの部屋を」などと要望を出した。
 12月には4社の説明会を開催。年明けの授業参観で、教員や保護者も含めた投票で決め、昨年4月に宮城県への旅行を実施した。

 一般に修学旅行といえば教職員と旅行社で計画を作成し、生徒の意見を反映する機会がほとんどないという例も多々あります。
 その一方で生徒の意見表明権を尊重し、修学旅行に生徒の意見を反映させていくという取り組みは、新しい時代の学校のあり方として注目されるものです。また、修学旅行は学校教育の一環でもあることから、修学旅行の計画作成や意見反映の過程を通じて、生徒の意見表明力・自治力などの育成といった教育的効果も期待されます。