※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

親の年収が一定基準以下なら無条件で授業料免除:東大

スポンサーリンク

 東京大学が2008年度から、親の年収が400万円未満の学部生について、無条件で授業料を無料にすることを決めました。(『asahi.com』2007/11/5「東大、親の年収400万円未満なら授業料ゼロ」)

 大学によると、導入の理由として「教育の機会均等を保障する」としています。「これまでは経済的理由から地元大学に進んでいた地方在住の学生が、東大を受験しやすくなる」というねらいもあるとみられます。
 大学の授業料の負担は平均的な家庭にとっては極めて高いものとなっていて、経済的理由によって進路希望を「学費のより安い大学」へと変更したり、進学そのものを断念するというケースも決して珍しいものではありません。
 東京大学の学生は、家庭の年収が他の国立大学学生と比較して高い傾向があるという調査もありますが、それでも年収450万円未満の家庭の学生も14%いて、経済的には大きな負担となっているということです。
 もちろん、学びたい学生が安心して学べる体制を作るという意味で、学費を無料とする東京大学の取り組みには諸手をあげて賛成です。しかし一方で、「大学予算が他の国立大学と比較して充実している東京大学だからこそできる取り組み。一般の国立大学では難しい」という思いもあります。どのようにすれば、学費負担額の軽減を多くの大学に広げていけるような体制が取れるのか、考えさせられるものもあります。