※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

「愛国心」評価違憲の訴え棄却:名古屋地裁

 愛知県津島市の市立小学校で、通知表に「愛国心」を評価する項目を設けたのは良心の自由を保障する憲法に違反するとして、同市立小学校の男性教諭(42)が国・津島市・海部地区小中学校長会を訴えていた訴訟で、名古屋地裁は11月1日、教諭の請求を棄却しました。

 判決によると、教諭は「愛国心」評価を盛り込んだ通知表が使用されていた2002年~2005年には、「愛国心」評価の対象となる6年生の社会科を担当していないとして、「利益が侵害されたとはいえない」としました。また項目についても「心の内面自体を評価するものではない」と結論づけて違憲性はないと判断しました。

 判決は大いに疑問です。たまたまこの教諭が担当していなかったからといっても、別の教諭が評価を強いられていたわけです。また愛国心の評価は「心の内面自体を評価」しなければ、評価は不可能です。そもそも愛国心そのものが「心の内面」の一形態であることはいうまでもありません。

「通知表に愛国心は違憲」教諭の訴え棄却 名古屋地裁〔『asahi.com』2007/11/1〕