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市町村別・学校別結果公表促す見解:秋田県知事

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 秋田県の寺田典城知事は10月29日の定例記者会見で、全国学力テストの市町村別・学校別結果を公表するよう促す見解を示したということです。

 寺田知事によると、「(成績を)隠すとかえって数字が独り歩きする。(学校、自治体は)お互いいい意味でのライバルなので、恥ずかしがらないでいい活動に役立ててほしい(『毎日新聞』秋田版 2007/10/30)」としています。

 しかし、「数字が独り歩きする」のは、「成績を隠す」からではありません。逆に細かい成績を公表するからです。そもそも全体的な傾向を把握するならば抽出調査で十分で、悉皆調査をする必要もありません。また今回の学力テストの成績が、学力のすべてではありません。

 現に、学力テスト実施時点でも成績向上が至上命題となって事前対策をおこなったり、また都道府県別の成績公表ですら数字が独り歩きしています。以前におこなわれて中止された全国学力テストの「地域別・学校別の過剰で不要な競争が激化した」という失敗を、今回も既に再現した形になっています。「恥ずかしがる」とかそういうレベルのものではありません。