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今度は長崎の私立高校で「窓から飛び降りろ」暴言教師

 長崎県内の私立高校で理科を担当していた50代の男性教諭が、授業中に質問に答えられなかった生徒に対して暴力を加えた上「窓から飛び降りろ」などと暴言を吐いていたことがわかった。

 2014年6月10日の授業中、3年生のクラスで、男子生徒に対して拳や本で10発近く殴ったという。さらに胸ぐらをつかんで「答えろ」「分からなかったら、窓から飛び降りろ」などとも発言した。

 被害にあった生徒が学校側に相談し、教諭は学校側の調査に事実を認めた。教諭は6月12日付で出勤停止処分になった。その後の調査で、教諭の「体罰」被害が少なくとも別の3人の生徒から確認され、また「死ね」「バカ」などの暴言が常習的にされていたことがが確認されたとして、学校側は6月19日付で教諭に退職勧奨をおこなった。教諭はその後退職したという。

 悪質な暴力、人権侵害発言である。「窓から飛び降りろ」と暴言を吐きながら暴力を加えた例は、マスコミ報道された事例だけでも、福岡市立小学校教諭・林田真二の児童いじめ事件(2003年)、静岡県浜松市立小学校教諭の事件(2014年7月)が報じられている。いずれも生徒の人格を否定するような悪質な人権侵害の態度であることには、全く変わりがない。

 授業中の設問に答えられなければ暴力を加えたり暴言を吐くというのは、授業理解のための科学的な態度ではないことはもちろん、それ以前に人格を否定するような行為でもある。きわめて許しがたい行為であり、退職勧奨という厳しい対応をとったことは一定評価できるだろう。もっとも学校側は、この教師個人を「排除」したらそれで終わりというわけではなく、こういう事件を再び起こさないような、生徒の人格や人権を尊重する雰囲気や体制をしっかりと作っていくことが重要である。

(参考)
◎暴言体罰:私立高50代教諭が生徒に–長崎(毎日新聞 2014/10/24)