滝川高校いじめ自殺事件:新たに加害者1人を逮捕

 兵庫県神戸市須磨区の私立滝川高校で発生したいじめ自殺事件で、兵庫県警少年捜査課と須磨署は10月29日、新たにいじめ加害者1人を恐喝容疑で逮捕しました。

 この生徒の逮捕容疑は、「『買わなければ危害を加える』と言っている人間がいる」というメールでの脅迫とともに、被害生徒に偽ブランド品のブレスレットを4万円で買い取るように強要して「買い取り額の一部」として現金5000円を脅し取ったというものです。加害者は引き続き、「残りの代金を支払え」と繰り返し脅していたということです。
 兵庫県警は既にいじめ加害者3人を逮捕していて、今回の加害者で4人目の逮捕者となります。
 今回の事件はきわめて悪質ないじめであり、また悪質な恐喝・脅迫だといえます。加害者の行為はきわめて悪質であり、徹底的に調べ上げられなければなりません。
 一方で、学校側の認識も気になります、報道では以下のようなことが伝えられています。

(この生徒の逮捕を受けて – 当ブログ注)急きょ記者会見した学校側によると、自殺後の調査でブレスレットの売買を把握したが、その時点ではいじめと思わなかったという。校長は「結果の重大性から、今はいじめを超えた事件と認識している」とうなだれた。〔『毎日新聞』2007/10/29〕

 全く唖然とする認識です。あまりにもひどい事実が明るみに出たことでやっと「いじめを超えた事件」と認識するとは発言したものの、これまでは「大した問題ではない」という認識に立っていたということにほかならないことは、今までの学校側の態度を見ても明らかです。むしろ今までの経過をたどれば、「いじめを超えた事件」と認識しているという発言をどこまで本気で言っているのかということすら、現時点では判断しかねる・信用できるかどうかは今後の動き次第というところです。学校側の態度についても改めて問われ直されなければなりません。