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元校長、在職当時の生徒名簿使い当時の生徒に宗教団体関連資料を郵送

 神奈川県座間市教育委員会は10月17日、市立東中学校の元校長(64)が、勤務当時に入手した当時の生徒名簿を流用して勤務校の元生徒約500人に対し、宗教法人関連書籍とこの宗教法人を母体とするの大学の案内パンフレットを郵送していたと発表した。

 ネット上の一部ニュースサイトではこの宗教法人について、実名をあげて名指しで指摘している。

 2014年10月上旬に、この校長が在職していた2010年当時の1・2年生に対し、生徒名簿を流用して宗教団体代表の著書や宗教紹介パンフレット、近く開設予定となっている宗教団体系列大学案内などを同封した手紙を個別に郵送していた。

 手紙を受け取った生徒が郵便物の内容をツイッターにアップするなどし、また複数の保護者が市教委に問い合わせ、市教委から元校長に事情を聴いたところ、元校長は自分が送付したと認めたという。市教委は、名簿の目的外利用として、校長に厳重注意した。

 「読売新聞」2014年10月19日付によると、元校長は「宗教法人の指示ではない」と弁明したものの、「布教の一環だと指摘されれば『違います』とは言えないが、社会に貢献できる人になれるよう進路を決めてほしいという気持ちで送った」と話したという。

 一方でネットニュースサイトによると、当該宗教団体は「組織的な指示ではない」「憲法上の基本的人権の信教の自由を認めない教育委員会は問題であり、左翼史観のまま」とする見解を出しているという。

 個人的なつながりを活かしての布教活動や、その他思想信条に基づくあらゆる社会活動なら、一般的にいえば自由にしてくれればいい。しかし今回の事件は、そういう問題とは異なる。個人的な接点など一切なかったにもかかわらず、公務員・教員として職務上知り得た情報を不正に使ったことが問題になっている。信教の自由を持ちだすのは、全く筋違いの話である。「左翼史観」というのは全くの意味不明であるが、罵倒語として使っているつもりなんだろうか。