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中教審、「ゆとり教育」へ反省

 次期学習指導要領を審議している中央教育審議会(中教審)が、現行学習指導要領の「ゆとり教育」への反省点を列挙した報告をおこなう方向が固まったということです。

 問題は、学力低下の要因をすべてゆとり教育のせいにできるほど単純な話ではありません。
 歴史的に見れば、「詰め込み教育への反省からゆとり教育への転換」「ゆとり教育への反省から学習内容を増やす」ということを交互に繰り返してきました。しかしいずれも単純な授業時数の増減にとどまり、詰め込み教育の時期には詰め込み教育の弊害・ゆとり教育の時期には学力低下が叫ばれる、ということを繰り返しています。
 単純に授業時間を増加させるだけでは、今までの歴史を繰り返すことになり、近い将来「詰め込み教育批判」が出ることにもなる可能性が大いにありえるでしょう。
 「詰め込み教育」「ゆとり教育」の二元論から脱し、子どもたちが生き生きと学べて必要な学力を身につけられる方向へのカリキュラムへの精選・転換を図っていかなければ、どうしようもありません。
〔外部参照リンク〕
中教審「ゆとり」反省…異例の報告書(『読売新聞』2007/10/28)