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今度はハンドボール部での暴行発覚:茨城県立伊奈高校

 茨城県立伊奈高校のハンドボール部監督の教諭・菊田政行(49)が2007年3月、女子部員の腰を蹴ってけがを負わせていたことが、10月28日までにわかりました。女子部員はこの事件をきっかけに不登校に追い込まれ、のちに退学と通信制高校への転校を余儀なくされたしたということです。

 伊奈高校ではバドミントン部で、顧問教諭・神林正男(44)の暴力事件(2007年7月)が発覚し、神林に停職1年、また「暴行隠蔽工作に加担した」などとして別の顧問教諭・鈴木幸一(32)に戒告処分が10月26日付で下されたばかりです。
 ハンドボール部の事件の概要は、「練習試合で成績不振だった生徒に対して、腰を蹴りつけて打撲傷を負わせた」というどうしようもない暴行です。さらに被害生徒は翌日の練習中に意識を失って救急搬送され、病院で心因反応と診断されたということです。生徒は精神的な症状のために通学できなくなり、退学と転校を余儀なくされたということです。
 このような悪質な行為をおこないながらも、加害者の菊田に対しては文書訓告と1ヶ月の研修措置で済んでいるということです。全くひどい話です。「成績不振」に対して暴力を加えても成績向上にはならないということは、スポーツ科学の常識です。今回の事件は、あからさまな感情的な暴行です。
 校長はハンドボール部の事件直後に「体罰」厳禁を教職員らに指導しましたが、それでも7月のバドミントン部の事件が発生しています。学校全体に暴力肯定体質があるのではないかと疑わざるを得ません。刑事事件になってもおかしくないような暴行が野放しにされているというのも、常識的に考えればおかしなことです。
 暴力・「体罰」事件が発覚したときのいつものパターンながら、伊奈高校関係者周辺から「マスコミが騒ぐのが悪い」かのような主張も聞こえてきます。しかしそういう主張は、一言で片づければ「逆恨み・逆切れ」というべきものです。元をたどれば暴力事件そのものが全くの論外の行為であり、社会的に許されない悪事であることはいうまでもありません。