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暴力と隠蔽工作等で高校教諭を停職1年

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 茨城県立伊奈高校のバドミントン部で、顧問の男性教諭・神林正男(44)が合宿中に生徒に暴行を加えてけがをさせたとして、10月26日付で停職1年の懲戒処分となりました。

 この教諭は事件当時未成年を含む部のOBと飲酒していた上、事件後も暴行の隠蔽工作をおこなったということです。また別の顧問教諭・鈴木幸一(32)も暴行を目撃しながら止めようとしなかった上、隠蔽工作にも加担したとして戒告処分を受けました。
 事件の事実関係は、複数の報道を総合すると以下の通りだということです。

  1. 合宿中の2007年7月22日未明、男子部員と鈴木教諭(同部コーチ)が花火で遊んでいた。しかし男子部員や鈴木は女子部員の方に花火を向けるなどの危険行為を繰り返し、鈴木の持ったロケット花火が女子部員の近くに飛ぶなどした。
  2. たまりかねた女子部員数名が、鈴木へ苦情を申し出た。
  3. 別の場所にいた神林教諭(同部監督)が騒ぎに気付いて駆けつけたが、逆に神林は「部員らが教師に口答えをしている」などと一方的に決めつけた。
  4. 神林は当時OBらと飲酒していた。この教諭と飲酒していた者の中には未成年者も含まれていた。
  5. 神林は全女子部員を集めて正座させた上、うち4人の部員を足で蹴りつけた。そのうちの1人が口の中を切るけがをした。
  6. 鈴木は事件を目撃していたが止めようとせず、その場を離れた。
  7. 翌朝になり、両教諭は部員らに対して、「この生徒が練習中に誤ってポールにぶつかったことにしろ」などと口裏合わせを強要した。
  8. けがをした生徒の保護者が学校に「事故」の事実関係の詳細を問い合わせ、初めて神林の暴力が発覚した。

 全くあきれる行為です。全くの言いがかりで暴行を加えた上(もっとも、「正当な理由」があれば暴行や「体罰」を加えてよいという意味ではありませんが)、隠蔽工作までおこなったというのはきわめて悪質です。
 合宿中の飲酒、しかも未成年との飲酒という事情を加味して、「合わせ技」で停職1年の処分になったのでしょうが、暴行そのものひとつとってもきわめて悪質です。暴行だけで停職処分に値するものであり、懲戒免職処分にされても文句は言えないようなものです。またこの教諭は以前にも部活動指導中の暴力で厳重注意処分を受けた経験があるということで、暴力は日常的におこなわれたと見なしても差し支えありません。
 この高校のバドミントン部は2007年度にインターハイに初出場を果たしたということです。「強豪校」と評される学校ほど指導者の悪質な暴行がはびこる傾向もあるようですが、こういった風潮は根絶しなければなりません。