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教員免許訴訟、和解へ:大阪体育大

 教員免許取得ができるという入試案内を見て受験し入学したにもかかわらず、入試案内に不備があったために教職課程を受講できなかったとして、大阪体育大学(大阪府熊取町)の4回生5人が大学を相手に訴えていた訴訟は、10月22日に大阪地裁で和解が成立したということです。

 和解内容は、(1)大学側が入試案内作成の不備を認めて謝罪する。(2)原告をはじめ、教員免許取得希望の2004年度入学学生(2007年度の4回生)を対象に、大学側が卒業後も教職課程の授業を無償で受講できるようにする。という内容だということです。
 同大学の健康福祉学部では、中学校・高校の保健体育科の教職課程の認定を受けています。しかし2004年度以降入学の学生については、施設の都合などを理由に、教員免許取得に必要な体育実技科目の受講に人数制限をおこなうことにしました。
 2004年度入試については、人数制限の決定より前に入試案内パンフレットが完成していたので、大学側は受講制限を注記する訂正シールを貼って対応しました。しかし訂正前の入学案内パンフレットも出回り、原告学生は訂正前のパンフレットを見て受験し入学したということです。
 学生は入学後に受講制限の事実を知り、必要な科目を受講できなくなったことで大学側に申し入れましたが、大学側から受け入れられなかったために提訴したということです。
 学生側にとっては、ほぼ全面的に要求が受け入れられた形での和解となりました。このような形での和解となったことは評価できるといえるでしょう。
教師の夢、和解で救済へ 大体大、入試案内ミス謝罪〔『asahi.com』2007/10/22〕